中学受験合格に必要不可欠！面接について解説
目次
中学受験における面接について
子どもが聞かれる質問とは
保護者が聞かれる質問とは
まとめ
中学受験における面接について
中学受験の合否は主に筆記試験で決まりますが、面接の準備もきちんとしておきましょう。
面接は個人面接・保護者面接・親子面接があります。面接ではお子さんの礼儀やマナー、言葉遣い、服装などが見られます。よく聞かれる質問もあるので、あらかじめ答えを準備して練習しておくと本番でも落ち着いて答えられます。練習は学校や塾の先生に付き合ってもらうとより良い受け答えができるようになるでしょう。他者に見てもらうことで新たな気付きがあります。また、学校や塾では過去問題や受験校ごとの面接形式、解答例なども教えてくれる場合があるので相談しても良いでしょう。
では、次項から面接で実際に聞かれることが多い質問についてご説明します。
子どもが聞かれる質問とは
お子さんがよく聞かれる質問を列挙します。
・志望理由
・小学校時代に取り組んだこと、がんばったこと、印象に残っていること
・得意科目 / 不得意科目
・筆記試験の感想
・学校にはどうやって通うのか、どのくらい時間がかかるのか
・入学してからやりたいこと
・長所 / 短所
・趣味や特技について
・最近気になったニュースについて
・最近読んだ本について
・併願校について
・将来の夢
・家族構成
以上のことがよく聞かれるようです。質問にはできるだけポジティブに答えるようにしましょう。例えば、筆記試験の感想を問われたときは「できませんでした」ではなく「全力を尽くしました」というように答えましょう。短所は「心配性でいろいろなことが気になってなかなか次に進めないことです」と言うだけではなく、「しかし、やることリストを作ることで計画的に安心して勉強を進めることができました」「先生や親に相談することで心配なことを減らすことができました」など、短所を改善するために行ったことや長所などを付け加えると自己アピールにもつながります。
保護者が聞かれる質問とは
保護者の方がよく聞かれる質問を列挙します。
・志望理由
・通学ルートや時間について
・学校の印象について
・併願校について
・家庭及び学校の教育方針について
・幼少期の子どもに取り組ませたこと
・子どもの将来について
・家庭での子どもの様子・性格
・普段子どもとどのような会話をするか
・家でどんな手伝いをさせているか
以上のことがよく聞かれるようです。特に保護者の方は学校の教育方針や校風を理解しているかが問われます。併願校の面接であったとしても、きちんと学校について調べておくようにしましょう。
保護者の方への質問や親子面接では子どもと保護者の方の答えに食い違いがないかを確認されます。そのため、あらかじめ模擬試験の問題などを使って親子で練習をして、解答の方向性を合わせておきましょう。
また、親子面接の際に注意すべきことがあります。それはお子さんの話をさえぎらないようにするということです。面接本番ではお子さんが緊張して練習のように話せないこともあります。しかし、保護者の方が途中で横から口を出すことは面接官に良い印象を与えません。お子さんの言葉で答えられるように練習をして、本番では見守ってあげましょう。
まとめ
中学受験では筆記試験がメインですが、面接の準備も計画的に進めましょう。面接でよく聞かれる質問があるので、親子でどのように答えるかをあらかじめ考えておくと良いです。答える際にはできるだけポジティブに、親子で答えが食い違わないように注意してください。心配であれば学校や塾の先生に相談してみましょう。
