高校受験の難関科目「英語」、効果的な英語の勉強法について解説!

目次

時期に合わせた勉強法

ジャンルに合わせた勉強法

英語を勉強する時のポイント

まとめ

時期に合わせた勉強法

高校受験の英語で恐れることはありません。なぜなら、時期に合った勉強を続け、長期的に取り組んでいくことで結果がついてくるからです。ここからは、どの時期にどのような勉強に取り組むべきか、【中学三年まで】・【中学三年から受験まで】に分けて説明します。

【中学三年まで】

基本的に、中学1、2年生では志望校の過去問を解くよりも、学校の定期テスト対策に力を入れてください。テストの点数は、「内申点」にも関係します。公立高校の場合、内申点を重視しているところも多いので、気を抜かないことが大切です。加えて、私立高校でも入試の成績だけでなく、内申点を重視しているところも多くあります。まずは、定期テストで高い点数を取って内申点を上げることに集中しましょう。

【中学三年から受験まで】

長文問題をメインに勉強していきます。最初は長文を読み、内容を把握できるかどうかを確認してください。長文問題を解いていく中で覚えていない単語や文法を見つけたら、一度立ち止まって覚えていきましょう。このように、長文問題を解きながら単語や文法の復習もしていきます。入試までに苦手な分野を見つけ、克服していく必要があるので、遅くとも10月からは志望校の過去問に取り組んでいくべきです。

過去問を解く場合は、出題傾向を把握するためにも最新の問題から取り組んでいきます。点数だけを気にするのではなく、自分の苦手分野をピックアップして徹底的に見直していくことを心がけましょう。

ジャンルに合わせた勉強法

ジャンルによって学習する目的や方法が違います。【英単語】・【文法】・【リスニング】に分けて、勉強方法を解説します。

【英単語】

高校入試のために必要な英単語などは約2000語必要です。効率よく覚えていくことが大切になりますので、単語カードを活用してみてください。カードの表に日本語、裏に英語を記入しましょう。覚えた単語は外して、覚えていない単語のみを暗記することで効率のよい反復学習が可能になります。

【文法】

文法に特化した参考書や問題集を活用するのをオススメします。受験に必要な範囲の文法を覚えることを優先してください。効率よく覚えるためには、文法のルールをしっかり理解した上で問題集を解いて、反復学習を繰り返し行うことが効果的です。分からない文法があれば、その度に苦手分野を克服しましょう。

【リスニング】

志望校によってはリスニング問題が全体の2、3割を占めることもあります。そのため、リスニング対策にも力を入れましょう。問題を解くためには、長文英単語や英文法を理解しておく必要があります。単語は発音までしっかり覚えないと問題を聞き取ることが難しいです。正しい発音を習得するだけでなく、英文を正確に聞き取る練習、音声に合わせて発音する練習が効果的です。

英語を勉強する時のポイント

英語には日本語のような助詞がありませんので、順番通りに主語を表わす必要があります。単語を正しい順番に並べないと相手に意味が伝わらなかったり、違う意味になることがあります。英語力を身に付けるには文法という英語のルールをきちんと理解して、正しく使うことが必要になります。ルールを覚えれば実力が上がっていくので、きちんと理解するようにしましょう。また、文法だけの知識があっても単語の意味が理解できないと何を言っているのか理解できません。そのために、文法でルールを学びながら英単語を覚えていくことが大切です。単語を覚えるために、単語カードを活用するなどして覚えていく必要があります。例文を覚えても、文法を理解した上で暗記しないと意味がないので、ルールを思い出しながら覚えていくことを心がけましょう。これを繰り返し行い、理解するまで何回も練習することで、表現方法や単語の意味が習得できます。この方法で学習することで効率よく覚えることが可能になります。

まとめ

英語は正しい勉強法で勉強を続ければ確実に成績を伸ばすことが可能です。しかし、長期的に学習に取り組むことができないと効果的だと言えません。まずは、スケジュールを立てて自発的に取り組むようにしましょう。それが難しい場合は、英語に強い塾などに通ってみるのも検討してみてはいかがでしょうか。

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