【小学校受験】仲間分け問題について徹底解説!

小学校受験のペーパーテストで、頻繫に出題される仲間分け問題は、基本的な問題から応用問題まで、幅広い知識が必要な問題です。そのため、早くからトレーニングを開始し、様々な仲間分け問題に対応できる力を身につけていかなければなりません。今回は、小学校受験における仲間分け問題について、詳しく解説いたします。

目次

    【小学校受験】仲間分け問題とは?

    仲間分け問題の対策法

    仲間分け問題で気をつけるポイント

    まとめ

【小学校受験】仲間分け問題とは?

仲間分け問題とは、問題文に従って仲間分けをする問題です。例えば、「お花の絵を見て、咲く季節ごとに分けましょう」や「土の中で育つ野菜と、土の上で育つ野菜に分けましょう」という問題。答えには〇や△をつける形式や、仲間ではないものを答えさせる形式もあります。大前提として、「仲間に分ける」ということが理解できていないと解くことが難しくなります。さらに、仲間分け問題とは、書かれている絵が何かを理解して、それぞれが仲間であるのかを考えるので、身近な野菜や植物、食べ物の知識が問われる問題でもあります。

【仲間分け問題出題例①生き物】

例えば、「海で生きている生き物と川で生きている生き物に分けましょう」や「飛べる生き物と飛べない生き物に分けましょう」という問題が出題される傾向があります。水族館や動物園にいる生き物に触れて、特徴を理解することが重要です。

【仲間分け問題出題例②花や野菜】

花や野菜のジャンルは、幅広い出題パターンがあります。例えば、「葉を食べる野菜と茎を食べる野菜に分けましょう」や「種から花を咲かせる植物と球根から花を咲かせる植物に分けましょう」という問題。大人でも考え込んでしまう問題も出題されるので、日頃から植物に触れることが大切です。

【仲間分け問題出題例③道具】

道具の仲間分け問題で多いのは、「書くときに使う道具と切るときに使う道具に分けましょう」や「掃除に使う道具と料理に使う道具に分けましょう」など、幅広く出題されます。応用問題になると、「季節ごとに使う道具」や「行事に必要な道具」も問われます。道具の名前はもちろん、使い方も理解していることが重要ですね。

【仲間分け問題④食べ物】

食べ物問題の場合、何から作られているのかが問われる仲間分け問題が出題される傾向があります。例えば、「お米から作られている食べ物」や「卵で作られている食べ物」という問題や「生乳から作られている物」など。日頃から食べ物に関心を持つことが、正答率アップにつながります。

仲間分け問題の対策法

仲間分け問題は、やさしい問題から段階的に取り組むことが大切です。ここでは、仲間分け問題を強化するための対策法をご紹介します。

【まずは形や大きさで分ける】

初歩の段階では、苦手意識を持たせないために、形や大きさなど見た目で判断できるレベルからスタートします。そこで、仲間に分けることにも慣れさせていきましょう。

【日常生活でトレーニング】

仲間分け問題は、日常生活の中で学べることが多いです。例えば、道具を使って作品を作る場合、「ハサミは切る道具」や「のりは貼り付ける道具」など、実際に使いながら教えていきましょう。さらに、料理を作るときに使う道具、お掃除をするときに使う道具も、日頃から実演を交えて説明してみましょう。

【図鑑を有効に使う】

植物や動物などの特徴を学ぶためには、図鑑がおすすめです。図鑑には、写真のほかに説明文があり、様々な情報を同時に学べるメリットがあります。分からない事があれば、図鑑を開いて調べる習慣をつけることで、幅広い知識を身につけることができます。

【カードを使ってトレーニング】

仲間分け問題の教材カードを使ったトレーニングも効果的です。例えば、植物の絵が書かれたカードを季節ごとに分けてみたり、一つだけ季節が違う植物を見つけさせるなど、工夫してみましょう。実際に絵を見て、指示された通りに分けるトレーニングを続けて、ペーパーテストや個別試験に備えていきましょう。

【実際に体験する】

例えば、生き物の仲間分け問題に備えて、実際に水族館や動物園を訪れるのも、大切な学習です。実際に、海や陸の生き物を観察して、知識を増やしていくことが大切ですね。

さらに、野菜の仲間分け問題では、土の中または上で育つ野菜を区別できるように、収穫体験をさせてみましょう。図鑑で調べることも大切ですが、体験させることで、より知識が身についていきます。

仲間分け問題で気をつけるポイント

仲間分け問題は、幅広いジャンルから出題されるので基礎的な知識はもちろん、応用問題にも対応できるように対策をしましょう。曖昧な情報ではなく、図鑑や実体験を通して正しい知識を身につけて学習を進めてください。また、仲間分け問題に苦手意識を持たないように、最初は口頭で答えさせたり、カードを使ったトレーニングを取り入れてみましょう。慣れてきたら、受験本番に向けて、プリントや問題集の実践問題に取り組みます。お子様が飽きずに取り組めるように、実践問題と同時にカードや図鑑を有効に使ってみましょう。

まとめ

今回は、小学校受験で出題される仲間分け問題について解説いたしました。ペーパーテストや個別試験に頻繫に出題される仲間分け問題は、幅広い知識が問われます。そのため、日頃から様々な道具や生き物、植物や食べ物に触れさせてください。実体験で学べることも多いので、お子様の五感を刺激して、より効果的な学習を進めてください。

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