スケジュール管理が中学受験の合否を分ける?! 学習効果を高めるポイント紹介

「スケジュール管理」の重要性

「スケジュール管理」で効率よく勉強を進める方法

家族みんなで「スケジュール管理」

まとめ

「スケジュール管理」の重要性

【生活習慣の中に勉強を入れる】

中学受験の合否を左右するものの1つが「スケジュール管理」です。小学生は、部活・クラブ活動で忙しい場合もありますし、ゲーム・動画を見たり…などの誘惑もたくさんあるからです。なかなかモチベーションが上がらないことも多いでしょう。そんな時におススメなのが、帰宅したら、まず算数をするなどのように、生活リズムの中に「受験勉強」や「宿題」を入れ込んでしまうのです。そうすることによって、勉強すること自体を生活習慣にしてしまうのです。まるで歯磨きをするように、勉強するのです。

【ご家庭のサポートがあってこその「スケジュール管理」】

スケジュール管理を身に着けるためには、ご家族の協力が必要になります。いくら受験生と言ってもまだ小学生なので、自分でスケジュール管理は困難な年齢でしょう。強制的に勉強させられていると感じないように、「時間だよ」などの声かけをしてみるのが効果的でしょう。毎日のそういった小さな積み重ねが、習慣を身に着けるのには必要だと考えます。

「スケジュール管理」で効率よく勉強を進める方法

【親子で一緒に作ってみよう】

スケジュール管理に限らず、約束事というのは、当事者が全員で考えるのが効果的だと考えます。常に気分が乗っているとは限りません。勉強をしたくない時も出てきます。大人がスケジュールを決めてしまった方が簡単かもしれません。でも、受験勉強をするお子さんの意見も必ず入れてあげましょう。どうしても、見たいテレビがあるとか、この日は早く寝たいなどの具体的な希望を聞いてみるのもいいでしょう。それを優先したから、別の日は頑張ってほしいななどと希望を伝え、一緒に決めるのも楽しいものです。

【休憩時間もスケジュールの大事な要素】

効率的に番今日を進めるためにも、休憩時間を取るタイミングや量も大切な要素となります。学校や塾が休みの日に、17時間勉強するといっても、まず集中力が続きません。45分勉強して15分の休憩を取るなど、休憩時間をベースにしてスケジュールを決めてもいいかもしれません。

【意外に重要な「予備時間」】

特におススメなのが、土日の夜に設定する、「予備時間」です。思いがけない学校の行事が入ったり、模試が入ったりで予定に狂いが生じることが多いからです。しかも、予定通りに進まないことにイライラするお子様が多いです。なので、週末に遅れを取り戻す時間帯があると落ち着くと思います。予定通り進んでいる場合は、好きなことをする時間帯にしてもいいと思います。

家族みんなでスケジュール管理

【家族みんなでスケジュールを共有しよう】

スケジュールが決まったら、家族で共有することをおすすめします。というのも、兄弟姉妹がいるご家庭では、兄弟間で邪魔しあっていることも多く見られるからです。家族全体の約束事として、全員で共有しておけば、ストレスも軽減すると思います。

【早めの声かけがコツ】

大人からすると、スケジュールを守らないお子様には、「声を荒げたくなってしまう」こともあると思います。効果的な声かけではありませんので、予定の5分前くらいに、優しく声を掛けてみましょう。

【スケジュールは進化するもの】

週に一度は、スケジュールが達成できたか、家族で反省会をしてみましょう。もしかしたら、計画自体が無理だった場合もあるでしょうし、余裕すぎる時もあるかもしれません。反省会のたびに新しいスケジュール管理表が出来上がるかもしれませんし、それを「進化」と捉えましょう。

まとめ

大人でも、自発的に勉強を継続するのは困難です。ましてや小学生ですから、なかなか自発的に勉強というわけには行かないかもしれません。ですから、受験勉強スケジュールを、生活の中に取り込んで習慣化し、家族全員で共有して、励まし合うということが効果的だと思います。週に一度は、反省をし「進化」させていくと、更に効率的になると思います。

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