中学受験 出願の仕方で有利に進める方法

願書入手方法

【様々な願書入手方法】

中学入試における願書の入手方法は、幾つかあります。

学校の窓口で配布している場合、郵送による購入、書店で500円から1,000円で販売している場合、11月から12月に行われる学校説明会時に配布する場合、最近増加しているインターネット出願などがあります。入試要項にて確認しておきましょう。書店などは、在庫が無くなってしまう事もありますので、早め早めに入手しましょう。

複数の学校を併願する際には、願書提出直前になって受験校を変更する可能性があります。成績によって受験校を変更することが十分にあり得ますので、受験するか悩んでいる学校の願書は、万が一のためにも入手しておきましょう。

【2部入手しましょう】

受験する可能性のある学校の願書は、訂正分も含めて2部は準備するのがおススメです。2部ある安心感が、落ち着いた丁寧な字を書くことにつながります。また、期間を過ぎると入手出来なくなりますので、早めに入試要項を確認しておきましょう。

【増加するネット出願】

コロナ禍の影響で、急激に増加しているのが、ぺーパーレスのインターネット出願です。取りに行ったりしなくていい分、内容が記録されにくい難点もあります。ご家庭にインターネット環境、PC環境が整っていないと出願が出来なくなってしまうので、早めに準備しておきましょう。画面コピーなどで内容は保存しておくことをおすすめします。入試面接の直前に、チェックする必要があるからです。

小学校に調査書を依頼

調査書(内申書)が必要な中学校も多いです。これは、自分で準備するわけにはいきません。小学校に依頼しましょう。小学校によっては、申請様式がある場合もあります。調査書は作成に時間がかかるようです。小学校の先生方も現在は非常に多忙です。スケジュールを確認して早めに依頼してください。また、受験したい中学が複数ある場合には特に注意が必要です。何回も申請するのではなく、まとめて申請しましょう。

書き方のポイント

美しい字に越したことはありませんが、それよりも大切なことは、丁寧さです。嘘をついて過大評価をしても、ほとんどばれると考えてください。相手は、プロの先生方です。誠実に書きましょう。

【まずは願書】

どの中学校の受験においても必要なのが願書です。家族構成などを伝えるのが基本ですが、各学校で様式が異なりますので、記入例がある場合はしっかり確認してから下書きをしておきましょう。(鉛筆で下書きして、その上からペンで書くのはお勧めできません。紙が汚れる可能性があるからです。)

【志望理由書がある場合】

願書と併せて、志望理由書を提出する学校もあります。中身は熟慮して丁寧にゆっくり書きましょう。インターネットで検索した例文を丸写しをするのではなく、ご自分の言葉で、要点をわかりやすく書いてください。

願書の志望理由欄にしても、志望理由書にしても、貴校に入学したいという熱意を伝える機会と捉え、「です・ます調」で丁寧に書きましょう。

【有利なことだけ書く】

アピールできることは確実にアピールしましょう。

保護者がOB、OGの場合は、点数追加がある場合もあります。また、資格も明記しましょう。例えば英検の4級を取得していれば、補欠合格の場合、優先条件になるとはっきり告知している場合もあります。

強調して伝えたいことがあれば、備考欄なども利用して書きましょう。(誇大表現には注意してください)

【書き損じた場合】

願書などを2枚用意したとしても、2枚とも書き損じてしまう可能性があります。その際は、二重線で消したのち、訂正印を押下しましょう。これは公文書でも適用される訂正方法です。これで合否に影響することはありません。

【コピーを取っておく】

願書や志望理由書を書き終わったら、必ずコピーを取っておきましょう。複数校を受験する場合は、各学校ごとに異なる内容が書いてあるので、混乱してしまうからです。面接は、願書や志望理由書を見ながら行われるので、直前期には見直す必要があります。

願書提出から、面接までの時間が開くことが多いので、確認用に必ずコピーを取っておきましょう。

写真の撮り方

中学校によって制限が異なります。大きさが特殊だったり、スピード写真が不可だったりカラー限定だったりと様々な制限がありますので、注意が必要です。インターネット出願の可能性も考えて、データ化してくれる専門店での撮影をおススメします。(写真屋さんも、受験シーズンには混雑する事も多いですので、早めの撮影、注文が必要です。

撮影時に注意すべきは、髪型と服装です。小学校が制服の学校の時は、制服を着用すれば問題ありませんが、制服のない小学校の場合は、受験当日を意識したさっぱりとした服装を心がけましょう。

様々な注意事項

受験において、提出書類をきちんと正しく期限内に提出できるかも大切な要素と捉えてください。不備がないかどうか、再三再四チェックしましょう。

意外に忘れがちなのが、受験料の振り込みです。お仕事の都合なかなか日中銀行に行きにくい場合も多いと思いますので、計画的に振り込みましょう。コンビニエンスストア系の口座を持っていれば、深夜に振り込みもできますのでおススメです。

あと、返信用の封筒が必要な学校があります。そこに切手を貼るのを忘れてしまうケースが散見されます。確認しましょう!

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