2023年中学受験まとめ(首都圏)

近年中学受験する小学生が増加傾向にある中で、2023年1月・2月に私立・国立中学の入学試験が開催されました。2023年の各学校の受験者数の増減や注目校をふまえて2024年度の動向の予想をお話しします。

今回は首都圏を中心にまとめた情報をお伝えします。

2023年入試を振り返る

注目が集まる学校

2024年の動向

まとめ

2023年入試結果を振り返る

コアネット教育総合研究所による「2023年首都圏中学入試総括レポート」での2023年度首都圏中学入試の受験者数は6万6,500人と過去最多、受験率は22%を超えました。2023年もコロナ禍での入試でしたが、学校によって対応があるなどコロナ禍前の中学入試に戻りつつあります。増加傾向にある中学受験で徐々に競争率も厳しくなり、成績上位グループと下位グループに2極化してきました。今までは低学年から中学受験に向けて勉強することが一般的でしたが、高学年になってから中学受験をめざす小学生も増えてきています。

下記では、2023年中学受験で注目が集まる学校についてお話しします。

注目が集まる学校

ここから先は、こちらのデータに沿ってお話しします。(https://www.chu-jukennavi.net/sokuhou.html

【男子校】

開成中学校・高等学校

御三家でもある開成は、受験者数は1,193名で、2022年の1,050名から143名増え、倍率は2.8倍でした。

海城中学校・高等学校

前年より受験者が1割増加、倍率は約3.5倍とじわじわと人気が出てきています。

東京都市大学付属中学校・高等学校

試験日は2/1AM,2/1PM,2/3,2/5に分けられ、Ⅰ・Ⅱ類、2/3のみグローバル入試が開催されました。

前年より受験者がより多く増えたのはグローバル入試で、倍率はⅠ類10.0、Ⅱ類5.0でした。また、2/1AMのⅡ類は倍率11.6となり、試験初日から力を出す受験者が多い印象です。

日本学園中学校・高等学校

2026年4月から明治大学系列校になり明治大学付属世田谷中学校・高等学校になるため、2023年4月時点での中学1年生は明治大学の推薦の対象となります。このことから、3回に分けられた入試では前年度より最大601%応募者が殺到しました。倍率は、1回目4.7、2回目12.7、3回目11.4です。

しかし、同じく明治大学系列校である明治大学付属中野中学・高等学校、明治大学付属明治高等学校・中学校、明治大学付属中野八王子中学校・高等学校は、受験者が分散され前年より応募者が約1割減少しました。

明治大学付属校は安定して人気が高いです。

【女子校】

三輪田学園中学校・高等学校

試験は3回に分けられ、英検が利用される試験では前年より応募者が約6割増加しました。2・4教科の試験の倍率は前年より0.3〜1.3と上昇していますが、英検利用は前年とほぼ変わらず平均1.2なので狙い目だったと考えられます。

実践女子学園中学校・高等学校

6回に分けて試験が開催される中、2/4教科だけでなく思考表現や英検4級以上の資格を持つ小学生が受験できる入試形式で開催されました。

初日より最終のほうが前年より応募者が多く、そして各日英語資格を利用する試験に人気が出ました。思考表現入試は倍率が1.2になり、前年の2.7より減少傾向です。

ならびに、山脇学園中学校・高等学校、昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校も倍率については前年とほぼ同じか減少傾向です。

【共学校】

芝国際中学校高等学校

2023年話題となった芝国際では、複数に分けて試験が行われましたが、Ⅱ類の倍率が各日30倍越え、最高51.4の記録的な数字を打ち出しました。芝国際は2023年4月に新しく開講する学校で「共学と国際化」を特徴としています。

開校してまもなく人気上々なので2024年も高倍率の可能性も考えられます。

東京都市大学等々力中学校・高等学校

複数に分けられて試験が実施されたなか、前年より受験者は増加しました。しかし、前年倍率17.5だった算数1科型試験は10.0に減少するなど、落ち着いた場面も見受けられました。

広尾学園中学校・高等学校

全体的に前年より受験者数が増加しましたが、前年倍率が29.0だったインターAG試験では今回10.3に減少し、本科女子では倍率が3.9増加するなどしました。

2024年の動向

中学受験者数は2023年まで連続9年増加しているので2024年も増加すると考えられます。よって、競争率がより高くなり、学力や思考力を鍛えていくことが重要になると考えられます。2023年は、「英語」や「理科」を武器に挑戦する小学生が多い印象でした。志望中学校の入試形式に合わせて「英語」や「理科」の力をつけて選択肢を増やしていくことも大切です。英語検定4級資格を持つ小学生対象の入学試験もあるので検討しましょう。

ここ数年は大学付属校が人気でしたが、2023年は共学校やリニューアルした学校、国際系の学校に人気が集中しました。小学生の数が年々増え続ける港区にある芝国際においては、2023年ほどとはいかず人気が予想されます。作戦を練って受験に挑みましょう。

まとめ

2023年の中学受験についてまとめた情報をお伝えしました。

あと1年、中学受験について情報収集し作戦をたて、着実に学力を身に着けていきましょう。2024年の中学受験を乗り切りましょう。

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