中学受験における面接とは?重要性と対策について解説

中学受験の面接はどれぐらい重要なの?

一般的には、中学受験の面接は学力試験に比べると合否にあまり影響がないと言えます。学校側が参考程度に実施するものなので緊張しすぎず、リラックスして臨めば大丈夫です。ただし、他の方と学力が拮抗してる場合は面接の内容次第で合否が変わる可能性があるので、

手を抜かずに臨む事が大事です。

面接の形式はどんなものがある?

面接の形式は大きく分けて「個人面接」「集団面接」「親子面接」の3つです。

「個人面接」では、子供のみの面接で、受験生本人と1人もしくは複数人の面接官で行います。あくまでも形式的な内容で行う学校が多く、所要時間は5分〜20分ほどで終わります。

「集団面接」では、受験生を何人かのグループに分けてまとめて面接を行います。1人1人と対峙して話す時間は短く、同じ質問を全員にする場合もあれば、各人毎にそれぞれ違う質問をする場合もあります。「親子面接」では、受験生本人と保護者が一緒に面接を受けます。受験生だけではなく、保護者にも質問をされます。所要時間は学校の方針によってバラバラですが10分〜30分の学校が多いです。

面接でよく聞かれる質問とは?

まず、確実に聞かれると言っても過言ではないのが志望動機についてです。答える際に気をつけるポイントは志望する学校の校風や理念をしっかりと理解した上で矛盾のない回答をする事です。一般的に問題のない回答をしても、学校の方針にそぐわなければ悪印象を抱かれる可能性も0ではありませんので気をつけましょう。

次に聞かれやすいのは、最近読んだ本やニュースについてです。本人の価値観や考え方を知るために聞かれることが多いので、事前に気になったニュースや読んだ本は覚えておくようにしましょう。また、何を答えるかよりどう答えるかを知りたくて質問してますので、難しいニュースや本について回答したから印象が良くなるとは限りません。自分の視点から見て感じたことや考えたことを自分の言葉でしっかりと回答するようにしましょう。

まとめ

中学受験の面接は学力試験ほど重要視されていません。ただ、最終的に面接の内容によって明暗を分ける可能性がある以上、決して手を抜いてはいけません。面接ではマナーや態度、言葉遣いなどをチェックされますので日頃の生活から意識して生活するといいでしょう。学校によっては、お子さんだけではなく保護者の方も面接に参加する可能性もありますので、親子一緒に面接対策を行うことをオススメします。

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