中学受験に合格するための勉強法【社会編】

目次

    社会=暗記って本当?

    社会が苦手な子どもの特徴

    単元別の勉強法をご紹介

    まとめ

社会=暗記って本当?

「社会は、暗記科目である。」このように思われていないでしょうか。人物や年号を覚えなければならないのは事実ですが、丸暗記はおすすめできません。その時代に起こった出来事や背景を理解して、覚えていくことが必要です。このように覚えていく必要があるのは、入試問題の傾向が思考力を問う問題が増えてきたからです。単なる一問一答の問題ではなく、自分の意見を書ける生徒を中学受験では求められます。ですので、社会の科目は丸暗記の科目ではないと言えます。

社会が苦手な子どもの特徴

【丸暗記の科目だと思っている】

先ほども説明したように、社会は丸暗記をする科目ではありません。暗記だけという認識でいると、覚えることが苦痛になり、社会を勉強したくなくなります。ですので、例えば、歴史分野では、その出来事が起こった背景を知ることが大切です。常に「なぜ」を考え記憶しておくことが重要になってきます。

【ニュースに関心がない】

特に公民の分野ではニュースで取り上げられたことが入試問題になる場合があります。ですので、ニュースに全く関心がないと、公民の分野において得点をとることができません。このように、ニュースに関心がないのも社会が苦手な子供の特徴です。

【旅行が嫌い】

社会が苦手な子供の特徴として、旅行が嫌いということも考えられます。旅行をすることで、交通手段を決め、観光地を周り、地理分野の知識を増やすことができます。

旅行をすることも地理分野の勉強の一つになります。

【読解力不足】

読解力不足により、社会の問題で問われていることがわからず、得点を取れずに苦手になっている場合があります。社会の勉強と同様に国語の読解力を上げていくことが必要です。

【勉強時間が足りない】

社会を勉強する時間が足りずに苦手になっている可能性があります。国語や算数など主要科目を優先し、社会の勉強に時間を使うことが少なくなっているのかもしれません。社会の勉強時間の配分を見直すことが必要です。社会の苦手を克服するためにも、少しでも勉強時間が算出できるように計画を見直しましょう。

【勉強の方法に問題がある】

社会が苦手になっている理由として、勉強の方法に問題がある場合があります。まとめノートを作ることに時間を取られていると、問題演習や覚えることに注力ができなくなります。まとめノートを作ることは効率的に社会の得点を伸ばすのにはおすすめできません。

【社会の科目に興味がない】

社会の科目に興味がなく、勉強をする習慣がない場合があります。まずは、社会の科目に対して、興味を持つようにとっかかりを持たせることが重要になってきます。

単元別の勉強法をご紹介

【歴史の勉強法】

歴史の勉強のとっかかりとして、漫画を読んで理解することをおすすめします。漫画をおすすめする理由は、3点あります。1点目は、漫画はストーリーになっているのでその時代で起こった出来事をイメージとして記憶することができます。2点目は、歴史の流れをつかむことができるのでおすすめです。3点目は、活字が苦手な子供でもイラストがあるので、とっかかりやすいです。このように、歴史の勉強に対して、興味をもつ体験をすることによって、丸暗記ではなく楽しく勉強を進めることができます。また、楽しく勉強をするという観点では、歴史館などに出向いてみることもおすすめします。

さらに、歴史の受験勉強をしていく中で、大切なことは、「なぜその出来事が起こった」という点です。例えば、飢饉や戦争が起こった背景などを理解し、「なぜ」を追求してみてください。

【地理の勉強法】

地理を勉強する時に大切なことは、日常生活と結びつけて考えることをおすすめします。例えば、食事をする際に出てきた食材に対し、有名な産地を一緒に探したり、考えたりすることをおすすめします。「納豆なら、茨城県が有名」「みかんなら、愛媛、和歌山」など日常の食事から、産地などを覚えることもおすすめします。それに加えておすすめすることは、地図帳を使うことです。知らない地名が出てきたらすぐに確認し、場所を把握することが重要です。

【公民の勉強法】

公民では、時事問題が出題されることが多いです。ニュースや新聞などで情報をキャッチし、時事問題について自分の考察を考えておくことをおすすめします。また、公民の分野は「三権分立」など用語を単に覚えるだけでなく、図を用いて理解するようにしましょう。図を用いることで、記憶が定着するだけでなく、難解な言葉も理解しやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。社会は、丸暗記のイメージが強い科目ではありますが、社会の受験を乗り越えるに当たって丸暗記では乗り越えることができません。これまで、述べてきたように、「なぜ」を常に追求し、自分の考えを常に持つようにすることが重要となってきます。いかがだったでしょうか。これまでご覧いただきましてありがとうございました。

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