勉強しない子どもにやる気を出させるには?親ができる対処法を紹介

子どもが勉強しない理由とは?

子どもが勉強から遠のく親のNG行動

勉強しない子どもに親ができる対処法

まとめ

子どもが勉強しない理由とは?

【勉強が難しい・勉強が嫌い】

学校の授業についていけず、勉強が苦痛でやる気が起きないケースです。途中までは授業内容を理解しても、どこかでつまずくと学習する意欲がなくなってしまいます。

【勉強の目的が分からない】

毎日学校に行き、当たり前に学習環境があることで、勉強の目的や重要性をわかっていないことがあります。自分の考える将来に役立つとは思えず、勉強をやりたくないと感じる子もいるのです。

【集中力が途切れる】

机に向かって勉強しようとすると、眠くなったり違うことに意識が向いてしまったりします。寝不足が理由の場合もありますが、椅子に座り続けるのが苦痛になり集中力が持続しません。

【勉強が習慣づいていない】

家庭学習が習慣化づいていないケースです。自宅で勉強する場所が定まっていない場合や、テレビが長時間ついているなど、勉強に集中しづらい環境が日常化していることがあります。

【勉強より趣味に夢中】

勉強よりも打ち込みたい趣味があれば、それらにエネルギーや時間を使います。友達と遊ぶことやスポーツ、ものづくりなどに夢中なら勉強は後回しになるでしょう。

【学校生活で手一杯】

毎日の学校生活では、親の知らないところで様々な悩みや気疲れがあります。友達付き合いや先生との関係、部活や行事などで疲弊し、勉強に手を付ける余裕がありません。

子どもが勉強から遠のく親のNG行動

【勉強を強制する】

子どもを心配して「勉強しなさい」と言いたくなりますが、子どもには逆効果になる可能性があります。勉強しようと思っても、強制されるとやりたくなくなるのが心理です。また、親が勉強の計画に細かく口を出すことや、勉強をそばで監視しているかのような行動も勉強嫌いにさせる原因になります。

【期待をかけ過ぎている】

親が子どもを信じ前向きな言葉をかけるのは良いですが、あまりに大きな期待をかけられると子どもにはプレッシャーになるかもしれません。「期待に応えられなかったら…」と悩み、勉強に身が入らないケースです。

【ご褒美と引き換えに勉強させる】

ご褒美を与えることは、一時は勉強を頑張らせることに繋がりますが、ご褒美がなければ勉強しなくなる可能性があります。本来の勉強の目的からかけ離れ、何のために勉強するのか見失ってしまうかもしれません。

【テストの結果でテンションが上下する】

テストや模試の結果で、親の反応の良し悪しの差が大きいと子どもはストレスを感じます。親の気持ちの浮き沈みは、子どものメンタルに大きく影響し、結果が求められるのを重圧に感じてしまうのです。

【勉強しなかった過去の話をしてしまう】

大人たちは軽い気持ちで勉強してこなかった話や、勉強嫌いだった話をしてしまうことがありますが、避けたほうが良いでしょう。子どもからすると「勉強しなくてもなんとかなる」と考えてしまう可能性があります。

勉強しない子どもに親ができる対処法

【将来について話をする】

目的も分からず勉強するのは、モチベーションが上がらず子どもによっては苦痛になることもあります。子どもが将来にどんな希望を持っているか、そのためにどんな進路を選択するのかを話し合ってみましょう。明確な夢が無くても、勉強には将来の選択肢を増やせるメリットがあることを伝えるのも大切です。

【子どもを見守る姿勢と言葉かけを】

子どもが少しずつでも勉強したら褒めてあげ、頑張って得られた結果を一緒に喜びましょう。努力の過程と結果をあわせて認めてあげると、やる気に繋がり自信を持たせるのに効果的です。また、子どもが心配でも干渉し過ぎず、自主的に取り組めるように見守りましょう。

【生活習慣を見直す】

勉強しない理由が睡眠不足や体調の悪さの場合、生活習慣から整える必要があります。規則正しい生活を送るうえで、どのように勉強時間を確保したら良いのか、学校や習い事の帰宅時間なども考えて計画を立てましょう。

【学習環境を整える】

子どもが勉強に集中しやすい環境を整えましょう。勉強机が散らかっていては、勉強するモードにシフトできないので整理整頓が必要です。漫画やゲームなどは、目につく場所にあると集中力の妨げになるので、机周りには置かないことをおすすめします。

【学習のサポートをする】

子どもが勉強の方法や計画の立て方が分からない場合は、親が一緒に考えてあげるのも有効です。子どもに合った問題集選びや、集中力が続く勉強時間の計画を、親子のコミュニケーションからサポートしてあげると良いでしょう。

【少しずつ勉強の習慣をつける】

1日に行う勉強をできる範囲で少しずつ始めてみましょう。「問題集を1ページやる」「小テストの結果を復習する」など、子どもがやる気になれる内容から設定します。少しずつを積み重ね、だんだんと勉強に慣れさせていきましょう。

まとめ

今回は子どもが勉強しない理由や親ができる対処法について紹介しました。まずは子どもが勉強しない理由がどこにあるのか、子どもの様子を見たり話を聞いたりして、原因を理解することが大切です。その上で子どもが自主的に勉強に取り組めるように、効果的な方法をよく検討し試してみましょう。

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