高校受験を控えている子どもが勉強をしない!そんな時に親ができることとは?

目次

そもそも勉強をしない理由とは?

親がやってはいけないNG行動とは?

効果的なサポートとは?

まとめ

そもそも勉強をしない理由とは?

受験勉強にやる気が出ない理由のひとつに、勉強が好きではないという子どもが多いようです。色んな知識を学んでいると、苦手な分野がでてきます。理解できない内容にずっと向き合うのは、大人でも嫌気がさします。このような状態が長く続くと、勉強そのものに対してマイナスなイメージを抱くようになってしまいます。

また、単純に勉強自体を面倒だと感じてしまう子どももいます。ゲームや漫画と違い、子どもにとってあまり楽しめるものではありません。つい楽しいことを優先してしまうケースがあります。

受験勉強が必要なことは理解しているけど、やり方が分からない、どうするべきか迷っているうちに時間が経って勉強しなくなるというケースがあります。受験勉強はやみくもに知識を身につければいいわけではありません。お子さんが目指す志望校に合った対策をしなければいけません。限られた時間の中で効率の良い勉強をする必要があります。

合格するには、こういった問題を解決し、計画的に勉強を進める必要があります。塾などに通わず自分で勉強する場合に、効率のいい勉強法が分からない、受験勉強に対してモチベーションの維持ができないといった問題が解決できずに受験勉強から目を逸らしてしまう子どもが多いようです。

親がやってはいけないNG行動とは?

子どもがなかなか勉強をしないと、焦りを感じてつい叱ってしまう親がいますが、頭ごなしに叱るのは、最もやってはいけない言動のひとつです。子どもにも意思があり、勉強するタイミングやペースもさまざまです。

「自分を信じてもらえなかった」、「自分のやり方を否定された」と感じ、意地になって勉強しないケースもあるので、勉強しない子どもに対して、ストレートに叱りつけることはおすすめできません。

たとえば、「何時から勉強するの?」など、問いかける形で尋ねてみるといいでしょう。そうすることで、自主性や意思をきちんと認めてもらっていると感じ、積極的に勉強に取り組むようになる可能性が高まります。

また、ほかの子どもと比較することもやってはいけない言動のひとつです。目の前でほかの子どもをほめることは避けてください。自分を認めてもらえないという悲しさや悔しさを感じてしまい、親に対して反発心が強くなったり、やる気を失ったりするケースがあります。

まずは子どもの頑張りを認めてそれを伝えた上で、ほかの子どもについて報告するような形で伝えるのがおすすめです。

また、ご褒美と引き換えに勉強を促したり、やらないとペナルティを与えたりするのもやってはいけない言動です。勉強の目的がご褒美を獲得する、ペナルティを避けるためになってしまうと、自主性を鍛えることが難しくなります。

目先の勉強だけでは受験へのモチベーションが維持しにくく、志望校対策を効果的に行うことが難しくなります。ご褒美をあげる場合は、サプライズとして渡すのがオススメです。

効果的なサポートとは?

親子関係を良好に保つことでスムーズに受験勉強に取り組めるようになるケースがあります。逆に、関係が悪いと、わざと勉強するのをやめたり、反抗して困らせようとする場合があります。

子どもの頑張りを認めたり、普段から会話をすることを心がけて、子どもからの信頼を得られるように努力しましょう。受験を成功させるには、志望校を明確に決めて、志望校に合わせた対策をすることが大切です。

しかし、子どもだけで行きたいと思える高校を見つけるのは難しい可能性もありますので、すべてを子どもに任せるのではなく、親も一緒に学校の情報を集めたり、志望校を決めてあげたほうがいいでしょう。

ただ、親の希望や意見を押し付けることはしないように気をつけましょう。高校に通うのは、子ども自身ですので、意見を聞き、どのような高校に行きたいのか確認したうえで、アドバイスをしながら一緒になって考えることがポイントです。

また、受験勉強は、学校や塾だけでなく自宅で勉強をする子どもも多いので、自宅で勉強しやすい環境を整えてあげることも心がけましょう。勉強の邪魔をしないように静かに過ごしたりする、志望校に合った教材を用意するなど効率的に勉強できる環境を考えましょう。

加えて、受験までに、どのように進めるべきか、どのような勉強法が良いのかなど勉強内容や計画面でのサポートは欠かせません。情報収集や分析などは親がサポートしてあげるのがベストです。

まとめ

受験するのは子ども自身なので、親から言われるから、しかたなく勉強をするのでは意味がありません。自身が志望校合格に対しての目標を持って、自発的に勉強や受験対策をしようとする姿勢が大事になります。環境作りや、志望校の情報収集や分析などサポートできることは徹底的にしてあげましょう。

子どもの意見を聞きながら一緒に進めていくことを心がけましょう。また、受験勉強のプロが集まっている塾にサポートを任せるのも選択肢の一つです。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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