中学受験に合格するための勉強法【国語編】
目次
国語はセンスが必要って本当?
国語が苦手な子どもの特徴
効果的な国語の勉強法をご紹介
まとめ
国語はセンスが必要って本当?
国語はセンスが必要って本当でしょうか。結論から言うと、国語にセンスは必要ありません。なぜなら、国語には解き方があるからです。解き方を知り、使いこなすことができるようになれば、成績が上がり、「国語」は得意科目に変わっていきます。
国語が苦手な子どもの特徴
【文章を読むことに興味がない】
国語が苦手な子供の特徴として、文章を読むことに興味がないということが考えられます。興味がないと、文章を最後まで読み切ることができません。まずは、文章を読むことに対し、興味をもたせることが必要です。
【読書習慣がない】
国語が苦手になる特徴として、読書をする習慣がないことが多いです。読書をする子供全員が国語の成績が良いとは限りませんが、苦手意識は少ないです。なぜなら、読書をすることによって、活字を読むことになれているからです。
【知っている語彙が少ない】
知っている語彙が少ないと文章理解に苦しみ、国語が苦手という意識を生み出します。語彙力の向上に取り組むことで、文章を読む力、問題に答える力に繋がります。
【勘で解答をしている】
勘で解答することにより、国語の点数が伸びず、苦手になります。ですので、方法・テクニックを学び、読解力、解答力をあげていく必要があります。また、勘ではなく、なぜその答えを選んだのか根拠を持って解答する必要があります。
【時間配分が誤っている】
問題を解く際に、時間配分が誤っていると言うことも苦手につながります。なぜなら、時間配分を誤ることで、得点配分の高い長文問題に手をつけられていない。もしくは、長文問題に時間を掛けすぎて、漢字や四字熟語などの取るべき問題で点数が取れていない。このような場合があります。ですので、時間配分をどのように設定するのか考えて問題を解くことも苦手を克服する一つの手段です。
【自分の考えを相手にわかるように表現できない】
「自分の考えを相手にわかるように表現ができない」と言うのも国語が苦手な子供の特徴です。反対に、「自分の考えを相手にわかるように表現ができる」と言うことは、「論理的思考」「文章構成力」があるということです。
効果的な国語の勉強法をご紹介
【漢字の覚え方】
漢字の成り立ちや由来を知ることで丸暗記ではなく、理解をして覚えることができます。また、音を声に出しながら書くこともおすすめです。その結果、記憶を定着させやすくなります。
【文章を書くことに慣れる】
国語の問題では、記述問題が多数出題されます。問題を解く際に、文章を書くことに慣れていないと何を書けば良いかわかりません。文章を書くことに慣れるためには、文章を書く訓練が必要です。そこで、おすすめなのは、文章を書写することです。例えば、小学生国語辞典や小学生新聞などを使って書写することで、語彙力をアップするだけでなく、文章とはどのような作りで構成されているのかを体得することができます。書写を続けることによって、記述力、解答力も上がっていきます。
【苦手分野を把握する】
戦略を立てずに、やみくもに勉強をしていても成績は思うようには伸びません。苦手分野はなんなのか、どこが苦手なのかを分析し、そこを重点的に勉強すれば、戦略的に成績をあげることができます。特に、漢字や四字熟語などの知識を問う問題が苦手な場合は、勉強量を増やすことで必ず得点源にすることができます。
【親子での会話を大切にする】
親子での会話をすることも国語力をあげるのに効果的です。子供が少し背伸びすれば理解ができる語彙を使って親子で会話をすることをおすすめします。知らなかった言葉について子供に教えてあげることで、語彙力が伸びてきます。また、質問をすることも効果的です。例えば、「今日は楽しかった。」と子供が言ったら、「なんで楽しかったの」など質問をしてあげましょう。この時、大切なのは、子供が答えたことに対して、5W1Hで質問を返してあげることです。そうすることによって、どのように話せば相手に伝わるのかがわかります。その結果、論理的に物事を考える力を養成することができます。
【間違えた問題を放置しない】
国語に限らず、どの科目にも共通することですが、間違えた問題を放置せず、なぜ間違えたのかを考えていく必要があります。また、解答をみて、なぜその答えが正解なのかを納得するまで復習する必要があります。
【方法・テクニックを覚える】
「つまり」「このように」が入っている筆者が言い換えた文章は、筆者が伝えたい重要な箇所の一つです。筆者が伝えたい重要な文章はどこなのかを知ることもテクニックの一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。国語の学力を伸ばすには、親子での会話、文章を書くことに慣れる、方法やテクニックを覚えて使いこなすなどが必要です。また、中学受験の国語にはセンスは必要ありません。この記事がためになりましたら幸いです。ありがとうございました。