【国語編】勉強法をマスターして中学受験合格を勝ち取る

目次

国語を学ぶ理由は?

成績を上げるポイントは?

分野別の対策方法

まとめ

国語を学ぶ理由とは

日常的に日本語を使っているにも関わらず、なぜ国語を学ぶ必要があるのか疑問に思う人もいるかと思います。また、数学や英語など他の教科に比べて、国語の勉強を疎かにしている方も多いでしょう。

国語を学ぶというのは、文章を正確に理解し、それを正確に表現するためです。そして、国語で学んだ読解・表現の知識は、他の教科にも使えます。英語の文章を英訳したり、和訳したりするには日本語の能力が必要不可欠です。他教科の文章問題も、国語の読解力がなければ、きちんと理解することが難しいでしょう。このように、他の教科の基礎力にもつながります。

また、国語力は学生期間だけでなく社会人になってからも役に立ちますので、国語を学ぶというのは生きていく上で重要だと言えます。日本人だからといって意味がないとおろそかにしないことが大切です。

成績を上げるポイントは?

入試本番では、制限時間があります。やみくもに文章を読めばいいというわけではなく、自分のペースで問題を解けるわけでもありません。限られた時間内に文章を正確に読み取り、出題の意図を理解して、解答しなければいけません。

問題が分からない場合やじっくり考えないと解けない問題があっても、スピードを意識しないと時間が足りなくなってしまう可能性があります。なので、普段からスピード感を意識して問題を解くようにしましょう。すぐ身につくものではないので、普段から意識しながら練習をする必要があります。時間を意識しながら勉強に取り組むことで、集中力も鍛えられます。結果的に勉強の質が上がり効率よく学ぶことが出来るようになります。

また、問題を解いたあとは、そのままにせずに復習するようにしましょう。復習するときはあまり時間を気にする必要はありません。きちんと文章を読み込んで、正しく理解することを意識しましょう。復習をすることで、自分の苦手分野も分かるようになり、苦手分野を集中的に学ぶことができます。

この作業を繰り返し行うことで苦手分野を克服でき、成績アップに繋がります。

分野別の対策方法

【漢字】

単純に暗記するだけでは、本番までに忘れてしまい、回答できない可能性があります。

逆に、知識を定着させることができれば一生使える知識になります。漢字を効率的に覚えるには、部首や似ている漢字ごとにグループ分けして覚えるといいでしょう。

部首で括ると、漢字の関連性が見えてきて覚えやすくなります。また、漢字は読み方を覚えて頭の中で繰り返し読みながら書く練習をすると記憶に残りやすくなります。さらに、漢字の法則を理解し、知らない漢字でも法則を使い読み方を推測できるようにするとベストです。

【読解問題】

読解問題は、文章を読みなれていない場合、時間内に問題を読み切ることが厳しいこともあります。読むのに時間がかかる場合は、短編集などを使って文章を読む練習をして慣れておきましょう。

小説の場合は、背景や状況を把握しながら読むことがポイントです。登場人物の心情に関する問題が多く出題されるので、登場人物の心情がどのように変化していくかを把握しながら読むことが大事です。

【古文・漢文】

古文に苦手意識のある受験生は多いです。ただ、古文は単語や文法など基礎知識をしっかりと復習して、読解力を身に付ければ得点を伸ばせる分野です。また、逆にいえばここで点数が取れたら他と差をつけることが可能になります。

古文は主語が省略されているので読みにくいと思われがちですが、接続助詞に注意して主語を補いながら読むようにしましょう。

漢文は、訓読に慣れることが必要になります。ルールはそれほど多くないので、口に出して繰り返し読みながら句法を覚えましょう。現代語訳に時間をかけ過ぎないようにするのもポイントです。また、リード文や注釈がある場合には、読解する手助けになることがあるので、読み飛ばさずに目を通すようにしましょう。

まとめ

国語=センスと思われがちですが、センスのみで高い点数が取れるわけではありません。まずは、自分のレベルにあった問題から始めるようにして、慣れることを意識しましょう。慣れてきたら、徐々に応用問題に取り組んでいきましょう。

受験に向けてしっかりと対策をすることで、国語の基礎を理解した上で、苦手分野を克服することができれば確実に点数につなげることができますので、反復練習を怠ることなく毎日コツコツと学習を進めていきましょう。

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