【小学校受験】塾の費用はどれぐらい?メリット・デメリットも併せて解説!

小学校受験をする場合、お子様を専門の塾に通わせるケースが多いです。さらに、習い事やスポーツ教室など、小学校受験の準備には費用がかかります。また、塾に通わせる際のメリットやデメリットも気になりますね。今回は、小学校受験の塾にかかる費用や選ぶ際のポイントなどを詳しく解説いたします。

目次

    【小学校受験】塾にかかる費用について

    【小学校受験】塾のメリット・デメリット

    【小学校受験】塾を選ぶ際に気をつけるポイント

    まとめ

【小学校受験】塾にかかる費用について

まず、小学校受験のための塾にかかる費用について、具体例を挙げて解説いたします。塾は、総合的な授業内容から特定の分野に特化したクラスを開設している塾などがあります。

①塾(幼児教室)の授業料

一般的な目安として、1ヶ月5万円の授業料×12ヶ月で、およそ60万円です。中でも学習塾は、小学校受験の対策として必須となり、週に1回通います。塾には、遅くても年中さんの春休みから通わせることが理想的です。

②塾の教材費

塾の授業用教材のほか、市販の問題集や過去問題集などを含め、年間30万円ほどかかる傾向があります。

③小学校受験模擬試験

塾に通いながら、月に一度を目安に模擬試験を受ける方が多いです。学校別の模試や標準的な模試など、1回あたり1万円以上かかります。受験本番が近くなると、複数の模擬試験を受けることも珍しくないため、出費も増えていきます。

④体操教室

小学校受験で、運動テストが実施されるケースがあるため、体操教室に通わせる親御さんも多いです。月謝は、1ヶ月15,000円程度といわれています。リズム運動や指示運動など、試験で課せられる内容は、専門の指導者のもとで習うことが大切です。

⑤絵画教室

小学校受験対策として、絵画教室に通わせる場合、月謝はおよそ25,000円かかります。例えば、絵を描く試験の場合、上手に描けるだけではなく説明力も問われます。絵画教室では、何を描いているのか、どのようなイメージで描いたかなど、試験という場でもきちんと答えられる力を身につけていきます。

⑥夏期・冬期・春期講習

小学校受験をする場合、通常の塾とは別に、夏期・冬期・春期講習の参加が推奨されています。費用は、10万円からが一般的ですが、難関校対策クラスでは、300万円ほどかかるケースもあります。このような短期集中型の特別講演は、幼稚園の長期休暇中ということで、外部からの参加者も多いです。

【小学校受験】塾のメリット・デメリット

ここからは、小学校受験のための塾について、メリットとデメリットを解説いたします。受験をするお子様のほとんどが、塾に通う傾向がありますが、塾の必要性について気になる方も多いでしょう。

【塾のメリット】

①親から離れて学習

小学校受験では、ペーパーテストや個別試験など、お子様一人で試験を受けることになります。塾では、親御さんが側にいなくても、試験で力が発揮できるようにトレーニングをしていきます。また、決められた時間にお勉強をする習慣をつけることで、習得度や理解度も向上することが期待されています。さらに、集団行動も、幼稚園とは異なる視点でトレーニングできます。

②小学校受験情報をいち早く入手

塾では、授業はもちろん、小学校受験に関する情報共有ができるメリットがあります。また、志望校についても経験豊富な先生方や保護者の方に相談することができます。カウンセリングや模擬面接など、保護者の方にとってもメリットがあるのです。

【塾のデメリット】

①保護者の方の負担

お子様を塾に通わせるとなると、経済的な負担や送り迎えなど、負担がかかります。共働き家庭の場合、さらに幼稚園や塾の送り迎えが大変になります。また、塾や教材費などの経済面での負担も大きくなるので、通塾はよく検討してみましょう。

②お子様の負担

塾の授業が難しかったり、厳しい指導など、お子様がストレスを感じることがあります。他の生徒さんと比較されたり、自由な発想力を制限されることもある点は、デメリットといえます。

【小学校受験】塾を選ぶ際に気をつけるポイント

小学校受験の塾は、様々な観点から選ぶことが理想的です。有名で合格率も高い塾は魅力的ですが、授業内容や費用、場所も考慮して選ぶ必要があります。

ポイント①カリキュラム

小学校受験の塾は、様々なカリキュラムのもとで授業を進めていくことが多いです。そのため、カリキュラムや授業内容がお子様と合っているか検討しましょう。また、親御さんが希望する教育方針と一致しているかも、事前に確認しておくと良いです。

ポイント②見学や体験学習に行ってみる

正式に入塾する前に、見学や体験学習に行ってみましょう。お子様に授業を体験させ、自ら通いたいと思わせることで、積極的に学習をする姿勢も身についていきます。また、保護者の方は、学習環境が良いか、塾への送り迎えが負担にならないかを確認することが大切です。そのためには、塾の見学は必須といえます。

ポイント③経済面の負担はないか

お子様が塾に通うとなると、授業料や教材費をはじめ、交通費などの負担がかかります。経済面の負担を考慮して、お子様に適した塾選びが重要です。

まとめ

今回は、小学校受験の塾について、費用やメリット・デメリット、塾選びのポイントを解説してきました。実績がある塾に通わせることも大切かもしれませんが、まずはお子様が安心して通える塾を見つけてあげましょう。また、経済面や親御さんの負担を考慮して、無理のない範囲で通える塾が理想的ですね。

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