【小学校受験】口頭試問とはなにか?対策法をご紹介

目次

    【小学校受験】口頭試問について

    口頭試問では◯◯が大切?ポイントもご紹介

    口頭試問の対策法

    まとめ

【小学校受験】口頭試問について

口頭試問とは試験官の質問に対してお子さんが答える試験です。試験官は決まった質問だけでなく様々な質問をしてきます。また、行動観察中に別室に呼ばれて急に口頭試問が始まるという学校もあります。形式は試験官とお子さんの1対1のものから、グループに分かれておこなわれるものまであります。

特に1対1の形式だとお子さんの緊張も増してしまう可能性があります。しかし、口頭試問は自分のことをアピールできるチャンスです。どんな場面でも柔軟に答えられるように語彙力やコミュニケーション能力をつけておくことが重要です。そして、普段の力を発揮できるように何度も練習を重ねましょう。

口頭試問では◯◯が大切?ポイントもご紹介

口頭試問では「あいさつ」が非常に大切です。口頭試問の中でも第一声となるあいさつでお子さんの印象が決まるといっても過言ではありません。

では、どのようにあいさつをすれば良いのでしょうか。

・自信を持っている

・明るい表情

・視線は試験官に向いている

・大きな声ではっきりと

などのポイントがそろっていると良いあいさつとして受け取られるでしょう。あいさつの練習をするときにはこれらのポイントができているかチェックしてみてください。そして、良いあいさつができたときはたくさんほめてあげましょう。保護者の方からほめられることはお子さんにとって大きな自信になります。

また、普段の生活からあいさつを意識することも大切です。家族や来客に対して笑顔でハキハキと相手の顔を見てあいさつをおこないましょう。これを毎日続けることであいさつをする習慣を身につけます。

「あいさつなんてできるから練習しなくていい」というようにあいさつを軽く見ることはNGです。どんなに勉強ができても素敵なあいさつができないと印象は悪くなってしまいます。グループで口頭試問をおこなう場合でも、あいさつができるお子さんは試験官に良いイメージを持たれやすくなります。このように口頭試問におけるあいさつの大切さをお子さんに伝えて練習をしましょう。

口頭試問の対策法

口頭試問の練習をする際は次のような方法で対策をしましょう。

【口頭試問に臨む基本姿勢をマスターしよう】

口頭試問で試験官に良い印象を持ってもらうために、姿勢を正して胸を少し張って話すようにしましょう。質問をされたら口をしっかりと開けてハキハキと答えます。もごもごと話すと相手に伝わらず、印象も良くありません。表情は明るく、視線は試験官に向けます。どうしても試験官の目を見れない、緊張してしまうという場合は試験官の鼻や眉間といった目に近いパーツを見るようにしましょう。ただし、あいさつなどの大切な場面ではきちんと試験官の目を見てください。

【5W1Hを意識しよう】

質問の答え方についてです。例えば、「どんな遊びが好きですか」と聞かれたときに、

A:おにごっこです。

B:私はおにごっこが好きです。理由は走るのが楽しいからです。

というように2種類の答え方があります。どちらも質問の答えにはなっていますが、Bの方が適切な答え方といえます。答え方としては主語をつける、文章で答える、ですます調がポイントです。

この中の「文章で答える」については5W1Hを意識しましょう。5W1Hとは「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」であり、これらを使って会話をすると話が整理されて相手に伝わりやすくなります。上記の例だと好きな遊びに「なぜ」を取り入れて回答していますね。

文章で話す練習は普段の会話からできます。保護者の方はお子さんと話をするときに「どこで遊んだの?」「なんで悲しかったの?」など5W1Hを使って質問をしてみましょう。

【よくされる質問】

・名前を教えてください。

・誕生日を教えてください。

・今日はここまでどうやって来ましたか。

・どのような本が好きですか。

・何の遊びが好きですか。

・大きくなったら何になりたいですか。

・どんな時にお母さんに叱られますか。

・食事の時にどんなことに気を付けますか。

まとめ

今回は小学校受験における口頭試問について大切なことや対策法などをご紹介しました。本番では緊張感から普段できていることができなくなってしまうこともあります。そのため、口頭試問のポイントを把握して練習を重ねましょう。また、練習だけでなく、5W1Hを意識するなど普段からできることは積極的に取り入れていきましょう。

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