【小学校受験】系列問題について徹底解説!

小学校受験の際に出題される系列問題。あまり聞き慣れませんがどのような問題なのでしょうか。今回は系列問題について解き方や解くためのポイントなどを解説します。お子さんに小学校受験をさせようと考えていらっしゃる方、お子さんが系列問題に苦戦しているという方は参考にしてみてください。

目次

    【小学校受験】系列問題とは

    系列問題は規則性を探すことが大事?

    系列問題を解くためのポイント

    まとめ

【小学校受験】系列問題とは

系列問題とは図形などが書かれたマス目が決まったルールに従って並んでおり、その中で空欄になっているマス目を埋めるという問題です。

系列問題はマス目を指さしながら図形を声に出して言います。基本的な問題はこれだけでどのようなルールで並んでいるのかわかるので解くことができます。受験本番は声を出せないので、問題に慣れてきたら指さしをしながら声を出さずに心の中で図形を言うようにしましょう。

系列問題は規則性を探すことが大事?

系列問題は必ずある規則に従って並んでいるので、解く際にはその規則性を探すことが大事になります。規則性を見つけられるようになるためには諦めずに粘り強く取り組む姿勢と柔軟な思考力が大切です。

問題が難しくても諦めずに根気強く向き合いましょう。基礎から応用まで様々な問題に対応できるようになるためにはたくさんの問題を解いて慣れなければなりません。とは言え、小学校入学前のお子さんが長時間集中して、かつ粘り強く問題に取り組むことは難しいことです。そのため、まずは易しい問題から取り組んでみましょう。そして、「できる」という経験を積み重ねて自信をつけてください。解き方を身につけて基礎的な問題をある程度解けるようになってから応用問題に取りかかります。

最初から難しい問題を解こうとしてつまずくとお子さんは自信を失い、系列問題に苦手意識を持ってしまいます。そのため、焦らずにまずは易しい問題から取り組んで自信をつけて、モチベーションをあげていきましょう。

もう一つの柔軟な思考力についてですが、系列問題を解く上で決めつけやパッと見で答えることは危険です。最初の方のマス目を見て「次の空欄に入るのはこれだろう」と決めつけると間違えてしまう可能性があります。特に応用問題で複雑な法則の場合、指を使っていても図形が合わなくなることがあります。

多くの問題に触れていれば法則性がひとつでないことに気づくでしょう。すると、問題を見たときに答えを決めつけることはせず、様々な可能性を柔軟に考えられるようになります。

系列問題を解くためのポイント

1.指さしを必ずおこなう

問題に慣れてきたからといって指さしをせずに解くとミスを引き起こします。たくさんの問題を解いて系列問題が得意になったとしても、最後まで必ず指さしをしてください。

2.応用問題の解き方

問題によっては最初のマス目が空欄だったり、空欄が続いたりするものがあります。最初のマス目が空欄の場合、まずは空欄の次の図形を左の指でさします。次に左の指でさした図形と同じ図形を探して右の指でさします。そして、左をひとつずらしたら右もひとつずらすというようにしていくと理解しやすいでしょう。

問題を見て空欄が続いていると難しく感じてしまうかもしれませんが、空欄に惑わされずに落ち着いて指さしをして解いてみましょう。

3.確かめをする

空欄を埋めたら規則に従って並んでいるか必ず確かめてください。間違っていたら解き直してみましょう。同じ解き方をしても正解にたどりつけないことがあります。その場合は最初に指を置いた図形の次の図形に指を置いて解いていきます。ここでも柔軟な思考力が必要です。「絶対にこの規則のはずなのに」などと考えると問題は解けません。「他に違う規則があるかもしれない」ということを頭に入れて問題に向き合ってみましょう。そして解き終わったらもう一度確かめをしてください。

まとめ

今回は系列問題とはどのような問題なのか、解き方や解くためのポイントなどを解説しました。系列問題は指さしをしながら解くことと様々な問題を数多くこなすことが大切です。まずは自信をつけるために易しい問題から取り組み、慣れてきたら徐々に応用問題にもチャレンジしてみましょう。

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