時期別・教科別で高校受験対策のポイント

目次

時期別の勉強方法

教科別の勉強方法

高校受験のポイント

まとめ

時期別の勉強方法

高校受験を成功させるには、何となく勉強を続けるだけでは対策として不十分です。きちんと計画を立てながら勉強に取り組んでいくようにしましょう。

【夏休みまで】

ほとんどの中学校では3年生の夏休みの直前まで部活動が続きます。しかし、高校受験において試験の結果だけではなく日頃の成績も重視される可能性が高いです。また、1~2年生の範囲も復習しましょう。勉強時間の目安としては毎日の復習は1日2時間以上、定期テストの前は1日5時間を目標にすることが理想です。

【夏休み】

夏休み以降は、部活も引退してますので本格的に受験勉強を行う時期に突入します。3年生だけではなく、1~2年の範囲も忘れずに復習しましょう。勉強時間は夏休み前よりも少し長めにとり、1日6~8時間を目安にするのが理想です。

【9月から冬休みまで】

9月以降は基盤をしっかりと固めましょう。学校で習った範囲の復習はもちろん、夏休みに終わらなかった復習も並行して行います。また、実力テストや模試を受ける機会も増えますので結果をしっかり分析し、苦手な分野を確実に理解した上で勉強を行うことが大切です。

【冬休みから入試まで】

この時期からは応用問題や過去問題にも積極的に挑戦してください。決して焦らず、一度間違えた問題は丁寧に見直し、同じ問題が出てきても確実に解けるように対策を行うことが大切です。苦手分野については、単元ごとに集中して勉強に取り組むことで、効率よく点数を上げられます。勉強時間の目安は平日なら5時間程度、休日は8時間程度です。

教科別の勉強方法

【国語】

まず漢字や古文の単語、文法などを暗記して知識を確実に定着させていくことが大切です。文法は、問題集を参考に出題率が高いものから優先的におさえましょう。長文問題は、たくさんの問題を解き、読解力を身につけていくことが効果的です。解説を読んでもわからない場合は先生に説明を求めるなどして理解を深めることが大切です。

【数学】

偏差値50~60の学校を目指す場合は、基礎問題を重点的に収録した問題集を解いていきましょう。偏差値60以上の学校を目指す場合は、基礎問題以外に応用問題が充実している問題集を解いていきましょう。数学は公式を暗記すれば必ず解ける訳ではないので、どの公式に当てはめれば解けるのかを素早く判断しましょう。効率よく点数を上げるためには、なるべく多くの問題を解き、さまざまな出題パターンに触れるのが大切です。

【社会】

社会は勉強した分だけ点数が上がりやすいので、しっかりと勉強すれば有利に受験を進められます。問題集を活用して、単語を確実に暗記しましょう。地理で大事なのはグラフを読み解く練習をすることです。歴史は流れを覚える必要がありますので、重要な出来事と時系列、年代を意識しながら学習を進めることが大切です。

【理解】

理科も社会と同じく勉強した分だけ点数が上がりやすいです。最低でも3回以上は問題集を解くことを目標に、なるべく多くの問題に触れることを意識しましょう。また、効率よく勉強するには、自分にとって解きやすい時間の使い方を覚えることが大切です。

【英語】

英語も国語と同じく、英単語と文法の知識を定着させる必要があります。文法は例文ごとに暗記することで使い方が理解できます。長文問題では、制限時間内に解答するために、なるべく多くの長文問題を解くことを心がけてください。リスニングは、ネイティブの英語に触れる勉強法が効果的です。隙間時間などを利用してリスニング用の教材を聞くなどして積極的に触れることをオススメします。

高校受験のポイント

高校受験の勉強を始める前に、自分の成績を把握してください。今の自分の成績と志望校の難易度を比較してどの程度の実力をつける必要があるのかを分析します。さらに、勉強してきた内容が、どれぐらい理解しているかを的確に見極めることが大切です。中学2年生までに勉強した内容をどれぐらい理解できているかはきちんとと把握しましょう。苦手分野は、克服できるよう重点的に復習するなど工夫が必要です。また、国語と数学、英語は比較的点数が上がりにくい教科です。問題を解く為のコツを忘れないために、毎日問題を解いてください。例えば、過去の問題集から一問選んで解いてみたり、英単語の暗記や計算問題をしたりするのも一つの方法です。理科と社会に関しては、暗記をするほど点数が上がります。覚えた単語や年号に答えることができれば点数に繋がります。試験直前まで、一つでも多くの知識を身につけることを心がけてください。

まとめ

入試が近づくにつれて焦りがでてくると思います。焦らず自分のペースを守りながら、効率よく勉強をすることが受験成功への1番の近道です。まずは、正しい勉強方法を理解した上で取り組んでいくことを意識することが大切です。自分一人で効率よく勉強することが難しいと感じた場合は、さまざまなニーズに応えてくれる塾に通うことをオススメします。

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