高校受験での面接対策のポイント
目次
志望動機、自己PRの作り方
第一印象で気をつけるポイント
よくある質問の例
まとめ
志望動機、自己PRの作り方
高校受験では面接があるケースが多くあり、志望動機や自己PRなどについて質問されるのが一般的です。面接での志望動機や自己PRについて、抑えるポイントを知る必要があります。面接を受ける前に、志望校の教育理念を必ず調べておきましょう。さらに、面接当日は、用意した言葉を伝えるのではなく、自分自身の言葉として面接官に伝えることができるように練習する必要があります。また、面接の回答に関しては、具体的なエピソードを伝える方が好印象です。面接官に対して、自分の考えを分かりやすく伝えることが目的になるので、抽象的な言葉や表現は極力避けましょう。志望校の教育方針や教訓などを、自分の言葉としてきちんと語れるかどうかが重要です。中学生活で力を入れたことや思い入れがあるエピソードなどをもとに、志望動機や自己PRを考えることがポイントになります。
第一印象で気をつけるポイント
【身だしなみ】
面接の第一印象は、見た目で決まるといっても過言ではありませんので、身だしなみには十分注意しましょう。明るい髪色だったり、制服が乱れていたりするなどの問題がある場合、その生徒の内面に問題があるのではないかと疑われてしまうことがあります。自分の身だしなみが問題ないかどうかを自分で判断するのは意外と難しいので、自信がない場合は、先生や両親に事前確認をしてもらいましょう。
【話し方】
面接では、話し方にも気を付けることが大切です。自分の考えを大きな声できちんと伝えることで面接官に好印象を与えられます。さらに、受け答えが上手くいかなかった場合でも、面接官の目をちゃんと見ながら、きちんと自分の意見を話すことができれば、印象はそれほど悪くなりません。また、挨拶も重視されます。入室・退室の時には、「失礼します」などきちんと挨拶をするのがマナーですので気をつけましょう。
【姿勢】
姿勢や立ち振る舞いもチェックされています。面接中は常に背筋を伸ばして話ができるよう、繰り返し練習しておきましょう。また、お辞儀の際は猫背にならないように気をつけましょう。自分では気付きにくいので、ほかの人に見てもらったりするなどして、事前チェックをしましょう。猫背は癖になりやすいので、日ごろから良い姿勢を意識しながら生活することがポイントです。
よくある質問の例
【志望動機】
志望動機は、高校受験の面接では必ず聞かれる質問ですので、前もって回答を考えておくのが無難です。しかし、回答を丸暗記して本番で話すのは控えましょう。想定外の質問をされた場合に対応することができないので、要点を絞って、質問された内容に応じて臨機応変な答えができるように練習しましょう。また、志望動機に関して、具体的な理由が述べられるように併せて練習しましょう。
【長所・短所】
長所を述べる場合は、それを裏付けるエピソードがある方が伝わりやすいです。さらに、短所を述べる際は、否定的な言葉である必要はありません。改善するためにどのような取り組みをしたのかを併せて回答することが重要です。自分で気づかない場合は、他人の意見も取り入れてみるのもいいでしょう。
【時事問題・世の中の出来事】
高校受験の面接では、最近のニュースについて質問されることがあります。これらの質問は事前に知識がなければ答えられません。日頃から新聞やニュースを見て勉強しましょう。また、これらの質問は専門的な知識があるかどうかを判断する為ではなく、その出来事について自分がどう考えているかをみられていることが多いので、自分の考えも明確にしておきましょう。また、知らないニュースに関することを質問されたときには、知ったかぶりをするよりをして答えるよりも分かりません」と正直に伝えた方が評価されることもあるので注意しましょう。
まとめ
今回は、高校受験の面接についてご紹介しました。受験面接というだけで難しく思えるかもしれませんが、正しい対策法を知っていれば自信を持って面接に臨めるので合格に近づけますので、事前準備は怠らないように取り組みましょう。